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古武術のエッセンスで体を楽に

平昌冬季五輪で、スピードスケート女子500メートル、日本選手団主将の小平奈緒選手が36秒94の五輪新で優勝して金メダルを獲得しました。

その強さの裏には、日本の「古武術」があったそうです。

古武術は古くから伝えられ、剣道や柔道などのもとになったものです。小平奈緒さんの古武術の先生である高橋先生によると、

「例えば腕を相手に捕まれた場合、捕まれた場所を意識すると周辺の筋肉しか使えず、腕を動かせない。だが、無意識に伸ばしたい場所に向かって腕を動かすと、相手を振りほどくほどの力が生まれる」

実はこれ、古武術の鍛錬法でもあります。
私の所属する流派ではこれを「八光捕り」といいます。

すごく単純な動作なのですが、その中には「姿勢」「身体構造の知識」「皮膚感覚」「心理コントロール」など様々なエッセンスが詰まっています。

「肩の力を抜け」誰もがこの言葉を一度は言われたことがあると思います。ですが、言われて肩の力は抜けましたか?そもそも自分で肩に力が入っていると自覚出来ましたか?

肩の力を抜くことはそれほど難しいことであり、体を使う動作においては究極のコツといっても過言ではないです。

力と力のぶつかり合いのイメージが強い相撲ですが、実は肩の力を抜くことがとても重要なのです。

昭和の大横綱といわれた大鵬は天才的に肩の力を抜くのが上手くて、立ち合いなどは「ふわっと肩の力を抜いて」差しにいってたそうです。そうすることで相手がどう動いても自由に対応できたのです。

野球やテニス、バドミントンなどでも、下半身でためたエネルギーをスイングスピードに繋げるときに肩に力が入っていると、とたんに動きの連動がなくなり結果「手打ち」になってしまいます。

きっとこれは全てのスポーツに当てはまると思いますし、日常生活の動きでも同じことがいえます。

例えば下に置いた段ボールなどを持ち上げるときに、肩に力が入り腕の力で持とうと意識してしまうと、しゃがみ込む動作が小さくなり脚からの協力があまり得られず、結果腰に負担が集中してしまいます。

また硬いカボチャを力任せに腕だけの力で切ろうとすると手首や肩を痛めます。正しくは、腕の力を助けるように上半身が自然に動かないといけません。

古武術では肩の力を抜くことをたくさんの技を通して徹底的に教わります。抜くことにより全身の力が使えるようになるからです。それが「柔よく剛を制す」「小よく大を制す」の極意です。
体の小さな日本人が世界で戦うには、ぜひ取り入れた方がいい技術だと言えます。

私はこれまで整形外科や治療院勤務において、どんな患者さんが来院されても対応できるように「運動生理学」や「関節の機能解剖学」「スポーツ心理学」など様々な知識を身につけてきました。

それらに「古武術のエッセンス」をプラスしてスポーツ障害、腰痛や肩こりなどの体の痛み、更には自律神経失調症、不妊や美容整体などの施術を行ってきました。

これらは、ほとんどが体の正しい使い方ができれば自然に改善していきます。もちろん大きなケガや病気で手術をしなければいけないものは無理ですが、手術後のリハビリにおいてもこの考え方が重要になってきます。

私はこれらの技術を活かして、体の悩みの改善のお手伝いをしていきたいと思っております。

一朝一夕で正しい体の使い方を習得することは難しいですが、少しづつ着実に体が良い方向に変化していければいいと思います。

興味のある方は当院までお越しください。お待ちしております(^-^)