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こんな思いで患者さんと向き合ってきました。

人工膝関節の手術見学の様子

この写真は膝の人工関節手術で有名な横浜の病院で、まさにその人工関節手術の見学をしているところです。

余計なところを触らないよう意識するあまり、腕を組んでしまっているのはご容赦ください(笑)何だか初々しいですね。

人工関節手術とは、変形性関節症や関節リウマチ等で悪くなった関節の表面を取り除き、人工関節に置き換える手術です。

例えば「加齢による骨の軟骨(関節のクッションの役割)のすり減りにより、骨どうしが当たって痛みが強い場合」に行います。

世界的に広く行われる手術で日本でも年間およそ5万件が行われているようです。

整骨院、整形外科で働いていると膝や股関節に人工関節が入っている方が多く来院されました。

経験の浅い頃は縦線の手術跡をみるだけで「痛くないだろうか、悪くしないだろうか」と触れるのを躊躇してしまいました。

いま考えると施術者にあるまじき失態です。施術者の躊躇は患者さんに伝わってしまうものです。

だからこそ「どんな患者さんに対しても自信もって施術する治療家になりたい」と思い、知識・経験を積む為、色々な機会を逃さず励むようになりました。

国家資格を取得して間もない頃。私はとある整形外科に就職し、ある程度の数の患者さんを任せてもらえるまでになりましたが、ふと「このままでいいのだろうか」という思いに駆られました。

その整形外科は患者さんがとても多く、一人にかけられる時間はたった5分程度。治療は、膝が痛い人には「膝周りの筋肉をほぐしてね」というだけのオーダーのもと電療機器をあてて終了、というものでした。

その治療に間違いはないのですが、私が思い描く治療家とは違う気がしていました。

「自分の理想とする治療がしたい、いま以上の技術を学びたい」という強い思いが実を結び、冒頭のクリニックに就職することが出来ました。

そこは前述のとおり技術向上の為ならと社外研修にも力をいれる意欲ある整形外科で、とてもよい環境でした。

治療は流れ作業的ではなく、医師からの細かな治療オーダーをもとに行うものです。

おかげで私は患者さんにじっくり向き合う事ができました。患者さんの不安をとり除き、お互い協力しあえる関係を築いた上で治療にあたると、目に見えて治療効果が上がるのです。

柔道整復師のやりがいを感じました。レントゲン・MRI画像を見ながら、時には超音波診断器を駆使し、治療方針を立てた事もよい経験です。

院長先生の診察や手術をすぐそばで見学したり、医師の勉強会やカンファレンスにも参加出来たりと、一般的な柔道整復師ではできない経験を得られ、大きな自信になりました。

未熟な私を厳しくあたたかく指導して下さった、横浜の「東整形外科クリニック」院長の東先生には感謝してもしきれません。

先生のご指導があっての、今の私だと思っています。これからも当時の思いを忘れず、患者さんを思い患者さんの為の治療を行います。