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成長期スポーツ障害を予防するために

成長期のスポーツ障害

私は学生時代バレーボールをやっていました。あるとき練習中に膝が痛くなり病院に行きました。
私の膝のレントゲン画像を見た医師から「あなたは同じ歳の子よりも膝の軟骨がとても少ないからこれ以上バレーボールのような膝に負担のかかるスポーツはやめた方がいい」と言われました。
そのときはたまたま仲の良かったキャプテンが一緒についてきてくれていて落ち込んでいる私を一生懸命励ましてくれたのを覚えています。その後それが原因で退部すると伝えた時もキャプテンに一生懸命引きとめられ、思わず涙が出たのも今となってはいい思い出になっています。

これまで整形外科で働いてきた中で多くのレントゲンを見てきて、またそのリハビリに携わってきて思うことは、あのとき今の知識があれば軟骨が少ないからと悲観せずにもっと全力でバレーボールを楽しむことが出来ただろうなということです。

骨格のしくみ、運動連鎖、スポーツ心理学などスポーツをする上で知っておかなければいけないことがあります。ですがほとんどの方が知らずにスポーツをされているのではないでしょうか。先輩がやっているストレッチや筋トレを真似たり、自己流のフォームでたまたま上手くいっていてそれが体にどんな負担を与えているのかを疑いもせず続けているのではないでしょうか。

野球で力強いボールを投げようと、筋トレをしすぎたために力が抜けなくなり腕の力に頼ってしまいそれが体の回転不足につながり、結果、肩の筋肉を痛めたり野球肘になった子

バレエの立ち方で「甲を出せ!」と指導されその言葉通りに甲を出そうとして本来の骨格の構造上から逸脱した形を続けたために足部を痛めてしまう子

剣道で「踵を強く踏み鳴らせ」という指導をうけ踵が痛いといっても練習法を変えてもらえず、結果踵が疲労骨折してしまった女の子

バレーボールでサーブを打つ際、インパクトの瞬間に腰を反るなどの間違ったフォームによって腰椎分離症になってしまった女の子

そういう子たちはみんな真面目です。部活の先輩やコーチに言われたことを素直に一生懸命やっていただけです。そんな子たちが間違った指導で体を壊してしまうことはとてもいたたまれない気持ちになります。

体の動かし方には理論があります。それを知っているか知らないかで今後のスポーツ人生が大きく違ってきます。しかもそれらの知識を身に着けるのは早いにこしたことはありません。 当院ではその理論をお伝えいたします。現在痛みがなくても、効率よく体を使えるようになりたい、ケガの予防法を身に着けたいなどありましたらぜひ当院へお越しください。