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麻痺のリハビリを一人で頑張っている方へ

こんなお悩みはありませんか?

  • 思い通りに動けない
  • うまく体のバランスがとれない
  • 筋力・支持力が低下した
  • 病院ではこのくらいが限界だと言われた
  • 駆け足が出来るようになりたい
  • 今のリハビリに行き詰まりを感じている

「麻痺」と聞くと、絶望的な気持ちになるかもしれません。なぜなら「麻痺は治療しても回復しない」というのが、従来の一般的な考え方だったからです。

ひと昔前までは脳卒中で片麻痺になると「破壊された神経細胞は再生しないから、治療しても回復はしない」との考えが常識でした。

そのため、例えば片麻痺上肢のリハビリテーションであれば、麻痺のない上肢に利き手を交換させ日常生活を自立することが目標とされました。

けれど今は違います。「麻痺は治療すれば回復する」という時代なのです。

脳科学の進歩により、麻痺治療法の開発やその研究も進みました。そして脳の一部が破壊されても、損傷を免れた他の部位が損傷された部位の役割を代わりに行う性質があることが、研究の結果明らかになったのです。

脳や脊髄の障害に対し根本的な治療法はないのが現状である.しかし,近年の研究により,残存した神経回路が限定的ではありながら再編を起こし,障害ののちに機能が変容することがわかってきた

上野将紀: 障害による神経回路の再編と機能の回復.領域融合レビュー, 6, e003 (2017)

つまり「一度死んでしまった神経は元に戻る事はないが、新たな神経回路を作り出すことはできる」という事です。当院では、研究結果にもとづき、麻痺した手足を正しく操作させ、その動きを反復することで、新たな神経回路を構築するリハビリを行います。

今のリハビリに行き詰まりを感じているなら

今やられているリハビリに行き詰まりを感じているのであれば、新たな手法をを取り入れてみることをお勧めします。

なぜなら、体は全ての関節や筋肉が連動して動いているため、ある一つのかたよった運動だけでは効果を出すことが難しいのです。例えば、ただ腕を上にあげるだけでも、正しく上げようとすれば腰を上手く使う必要があります。

それはつまり、麻痺部分だけにとらわれず、体の繋がりを考え非麻痺部分にも目を向け、全身を使った様々な運動を行うことが大事だということです。

現状のリハビリで上手くいっているのであればいいのですが、少しでも行き詰まりを感じているのであれば、これまでとは違った刺激を体に与えるのも、新たな神経回路を構築するためには有効ではないでしょうか。

あるひとつのかたよった運動トレーニングにより神経回路の再編をうながすと,(中略)その動作しか回復の効果が得られなかった.逆に,両手足を協調的に動かす幅広い訓練をすると広範な運動機能への効果が認められ,また,皮質脊髄路の再編への効果も高かった.“不使用の学習”(learned non-use)といわれる現象もこれに関連すると思われ,使用しないと神経回路は機能しない方向へと収束してしまう.

上野将紀: 障害による神経回路の再編と機能の回復.領域融合レビュー, 6, e003 (2017)

麻痺した手足を上手に正しく操作をするには、熟練した接触法と解剖学知識、正しい運動連鎖の知識などが必要になります。

誤ったやり方で行うと悪化させてしまう恐れもありますのでリハビリには繊細な技術が要求されるのです。

適切な刺激で介入することにより神経回路をうまく形成できればいいが,(中略)再編した神経回路が異常な接続を形成する場合,痛みや急激な血圧の上昇をひき起こす自律神経過反射にいたることも指摘されている.また,人為的に過剰な再編を起こそうとする場合にも注意が必要である.(中略)機能の回復をもたらすには適切な量および適切な接続による再編が必要である

上野将紀: 障害による神経回路の再編と機能の回復.領域融合レビュー, 6, e003 (2017)

私にはこれまでに習得してきた技術があります。麻痺で苦しんでいる方が今よりも1cmでも多く動けるようになるよう、そしてそれを長く持続できるよう、お手伝いします。