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Q 突発性顔面神経麻痺(ベル麻痺)についてお聞きします(愛知県)

初めて質問します
昨日病院に行き突発性顔面神経麻痺(左側)と診断されました。
2.3日まえから左目の瞼が閉じられなくなり、口もうまく動かなくなったので驚きました。

薬を飲みましたがまだ効果がなくすごく不安です・・
何かアドバイスをいただけたら幸いです。

ベル麻痺とも言うそうです。宜しくお願い致します。

A 回答

はじめまして、沖縄県のめがね先生の整体院と申します、 宜しくお願い致します。

ある日突然、顔の半分の筋肉が突然動かなくなる。 想像しただけで恐ろしい病気だと思います。

顔面神経麻痺の原因は、感染、腫瘍、外傷、そして特発性(原因不明)などがあります。 原因によって異なりますが顔面神経症の治療は、主にステロイド剤と抗ウィルス薬の服用によって行います。症状の悪化具合によっては即効性や安静状態を保つ必要があるので入院し点滴治療を受けます。

ベル麻痺は、幸いなことに、治る可能性が高い麻痺で、70%の人が治療しなくても治ると言われています。とはいえ、後遺症が起こることもありますので、麻痺が起きたらできるだけ早く治療をすることが大切です。早く開始するほど予後がよい(回復が早い)ということがわかっています。

軽症例は多少治療が遅れても治りが遅くなるだけですが、重症例は発症から3日〜5日、特に最初の3日が勝負だと言われています。そこでしっかりと治療ができれば麻痺は回復しますが、その時期を逃してしまうと、重症例では顔面神経減荷術(がんめんしんけいげんかじゅつ)という手術が必要になることもあるそうです。
質問者さんはすぐに病院に行かれたのですごくいい判断だったと思います。

ベル麻痺の患者の予後は、一般的に大変良好です。神経障害の度合いによって、回復の程度に違いが出てきます。回復は徐々に進み、その時間には差異があります。
治療の有無とは別に、発症から2週間以内に改善の認められることが大半で、殆どの場合には完全な回復を示し、3-6ヶ月以内には正常機能に戻ります。しかし一部の症例では、症状がもっと長く残る事があります。また少数の症例では、症状が永久に消えない場合もあります。大変に稀ではありますが、患側と同じかまたは反対側に、症状が再発することもあるそうです。

リハビリにはいろいろな意見があります。過去には、動かない筋肉を強く動かすという強化訓練、あとは低周波マッサージによって筋肉が萎縮しないようにすることが盛んに行われていましたけれども、これはむしろ顔面拘縮という、非対称性を強くすることがわかってきましたので、最近はされなくなってきました。

その代わりに、ストレッチを中心としたマッサージ、リラクゼーション療法などで 筋肉を緩める感じのリハビリが行われています。 ただし、「マッサージ」と「筋肉を動かすリハビリ」は自己流で行うと悪化させてしまいます。ご自分でやられる時は必ず指導をうけてから行って下さいね。

実際に初期治療を誤って麻痺が残ってしまった方の話によると、薬だけ処方してまた1週間後に来てという病院は良くないそうです。1~2週間入院して投薬しなければいけない例もあるので、そのことを分かった上での治療なのかを確認しておくと安心かもしれません。

お大事にしてください(^-^)